「広告サミット2005」なるものが先月開催された。
実際、カリスマ性を持つ者を担ぎ上げる事で、業界は盛り上がるのかもしれないが、彼らは広告業界を盛り上げる為に、担ぎ上げられた先兵に見えなくもない。全体的に見て、デザイン自体が盛り上がりを見せ、作家性を全面に押し出したファインアート的なモノも増えて来ている。ご多忙にもれず、広告もその傾向を示し、広告クリエイターがアーティスト化している傾向がある。
しかしながら、アートと広告(もちろんデザイン自体)は異なるものである。広告は、彼らの作品ではない。基本的に、そこに自分のエゴを入れてはならない。結果として自分のエゴを通す事が上手に働く事があるかもしれないが、あくまで、そのモノ主体であるべきである。その表現の為には、エゴを押し込む事も広告(しつこい様だが、デザイン自体)には必要となる。そこで作家性を押し込めるクリエイターこそ、真のデザイナーであると言えるのではないだろうか。
関係のない話だが、この「広告サミット2005」と言うネーミングはいかんなものだろうか。もしかしたら、裏で「裏広告サミット」が行われて、今年の広告に対する談合・調停が行われているのだろうか。そうであれば、広告界のアメリカは確実にあそこだな…。談合中にトイレに行きたくならなければよいのだが。
広告サミット2005
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